なぜ立ち上げたの?
「いじめ」「虐待」「貧困」「孤立」など、現代社会において子ども達を取り巻く環境は大きく変化しています。社会性を身につける学校と、親の愛を受け、人のぬくもりを感じる家庭を行き来して生きている子ども達。
その家庭や学校の在り方が変容してきています。
非正規雇用やひとり親世帯の増加などにより、大人たちも生活に追われ余裕をなくし、高学歴社会の弊害として子ども達は小さなうちから競争社会の中で生き、自分を見失っていきます。
「子どもの貧困」が取り上げられる今、子どもも大人も「物質的な貧困」以上に「精神的な貧困」が蔓延してきています。子ども達が安心して地域で生きていくために、家庭や学校以外の居場所の必要性を感じます。
地域の大人達が1人1人の子ども達へ目を向けて、育ちを見守る地域コミュニティーの構築は子ども達の多様性を学ぶ場所にもなり、自分を取り戻す場所にもなります。自分は見守られているという安心感、どんな環境にいても未来はあるのだという希望を子ども達に持ち続けてほしい。
どんな環境下に生れようとも全ての子ども達が周りの大人たちに平等に愛され、健やかに育っていける社会になることを願って、子どもや親たちの居場所NPO法人「 子どもの未来・にじ色プレイス」を設立いたします。
子どものこんな声を直接聴いたことがあるでしょうか? 「学校に行けなかった」「ご飯を食べれなかった」「家に誰もいなかった」、そして「これが当たり前だと思っていたから助けを求めようと思わなかった」
子どもの貧困・虐待の増加、いじめや教育格差、栄養格差など子どもたちを取り巻く社会は多くの問題を抱えています。不自由なく暮らしている子どもたちがいる一方で、生きづらさを感じながら過ごしている子どもたちが存在しています。
子どもたちの環境を変えることはできなくても、目の前にいる子に関心をもつこと、見守ることを通して、大人たちは子ども自身の生きるチカラをサポートできると思っております。
子どもたちが大人たちの思いを受け、健やかに育っていくことができる地域や環境が増えていくこと、それが私たちの願いです。
2015年12月 | 任意団体としてにじ色こども食堂を開き、安価な金額で月2回の夕食提供を開始 |
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2016年3月 | にじ色フリースペースとして、月1回 親と子供が集える場所を開設 |
2016年10月 | 子ども達の置かれた現状を伝えるフォーラムを企画・開催 |
2016年11月 | にじ色学習スペース、月1回 中学生が勉強するスペースと晩ご飯の提供事業を展開 |
2016年12月 | にじ色フードバンク 冬休み前に就学援助世帯へ無料で食品配達を実施 |
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2017年1月 | 特定非営利活動法人資格取得のための勉強会開催 |
2017年2月 | 設立総会開催 |
定款等 | 定款等 |
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役員名簿 | 役員名簿 |
事業報告 | 事業報告 |
財産目録 | 財産目録 |
貸借対照表 | 貸借対照表 |
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活動計算書 | 活動計算書 |
事業計画 | 事業計画 |
活動予算 | 活動予算 |