「おかえり」
17時半から中学生たちが集まりだします。
リーダーの先生と大学生達が来るまでは
「シャカシャカ」と卵をといている音
「トントン」と玉ねぎを刻む音
「ふわふわ」とご飯の炊ける香り
のする部屋でyoutubeをみたり、音楽を聴いたり、自由に過ごしています。
「今日の給食はなんだった?」
「試験はいつ?」
他愛もない会話が繰り広げられます(^ ^)
18時に先生達がやってくると調理している部屋は閉じられ、
子ども達は勉強をし始めます。
「喉が渇いた〜」
何かと言い訳をみつけて襖を開けて台所にやってくる子。
「勉強をしなさい。勉強を!!」
そんなやり取りが繰り返されます笑
久しぶりに高校生が後からやってきて、唐揚げをあげている横で
つまみ食いをしながら話をしてくれます。
自分の進路のこと
これから生きていく道への迷い
家庭のこと
自分の想い
中学1年生の時から付き合っている彼の成長を感じる時でもあります。
私たちにできることは限られています。
その子が必要とする支援につなげたり、選択肢を広げていくことは
当たり前のことです。
が、子ども達と話していて思うのです。
自分の取り巻く状況をみながら子ども達は自分の考えをもち自ら決断を
しようとしています。
それを知った時、私たちにできることはその子の声にひたすら耳を傾け、
その決断は間違っていないと伝えることでもあります。
話とつまみ食いが進みすぎてふっと「唐揚げなくなる」と
笑っている彼の笑顔は初めて会ったあどけなさが残っています。
学習スペースの料理は洒落ていない素朴な料理だけど、ここにしかない
「秘密の調味料」が入ってます。
<学習スペースボランティア募集中>
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よろしくお願いいたします。
<ボランティア説明会>11月11日(月)
にじプレの活動を知っていただけます。
ボランティアをされたい方
にじプレの活動を知りたい方
今回はNPO法人フードバンクイコロさっぽろさんとの合同説明会なので
フードバンクの活動について知りたい方も是非、ご参加ください。
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