にじプレグッズへの想い〜障がいを抱える人たちとの交流〜

「この前、テレビで見たよ」

「コースターは間に合ってる?」

声をかけてくれます。

それは生活介護事業所に通所している人たちです。

私たちの団体ではにじプレの会員になっていただいた方に

会員証代わりにコースターをお渡しさせていただいています。

このコースターは社会福祉法人えべつ幸誠会さんの生活介護事業所

<なでしこ>に通うみんなが作ってくれたものです。

http://www.e-kousei.jp/jigyousyo.html

施設の外で働くためにはまだ準備が必要な彼、彼女たちは

一枚の無地の布地にひと針ひと針、丁寧にカラフルな糸を

縫い込んでいきます。

その布からコースターやポーチなどが仕上がります。

そして、3年前に特定非営利活動法人ボヌールさんの前身の作業所の

コーヒー豆を扱わせていただいていました。

その時、就労継続支援B型で障がいを抱える人たちが働く作業場を

見学させていただきました。

珈琲豆の選別・手挽きミル・粉詰め・ラベル切り貼りなど、細かい作業を

していました。

「彼らだから集中してできる仕事があるんですよ」

案内してくれた職員の方がいいました。

障がいの有無に関わらずみんながそれぞれの場所で自分にできること、

自分の力を発揮しています。

私たち<にじプレ>は彼、彼女たちの協力を得て、コースターを会員証として活用

させていただき、コーヒ豆は売り上げの一部をこども食堂の食材費や会場費に

あてさせていただいています。

それぞれの力を生かし合うことの大切さを感じています。

人は一人では生きていけません。

誰もが他の人の力を必要とし、自分にできない部分、至らない部分を補いあい

過ごしていくのです。

そんな想いで<にじプレ>はたくさんの人たちに関わってもらっています。

明日、12月3日(火)札幌地下歩行空間<まちなかNPO2019>で

にじプレオリジナルグッズとボヌールさんのコーヒーをあつかいます。

私達の活動費のご協力と共に事業所で働くみんなのことを知ってください。

明日は地下歩行空間ブースで広報の太田とボランティアスタッフの方々が

お待ちしています♪

安田