おすそ分け事業〜臨時休校中〜

日本の都市で発表された<緊急事態宣言>に

多くの人たちが見通しのつかないこれからに不安を抱いている

ことでしょう。

<にじプレ>は自分達に「今できること」に目を向け

動ける仲間達と共に動いてきました。

ここを必要としている子ども達がいる限り、自分達にできることを

していくつもりです。

年3回、学校の長期休み前に行う<おすそ分け事業>は

公的援助(生活保護・就学援助)を受けている世帯を中心に

無料で食品を配布する活動です。

最近ではシングマザーや自ら生活を担っている苦学生も

その対象にさせていただいています。

今回も食品のパックを30セット

NPO法人フードバンクイコロさっぽろさん

イコロさっぽろさん(右:代表 片岡さん・中央、左:スタッフさん)

に準備していただき、<にじプレ>が子育て世帯のご家庭に届けさせて

いただきました。


今回は27世帯へ食材を配布させていただきました。

今回の配布食品
これにジャガイモ、玉ねぎ、菓子折りが追加されました



4年続けてきたこの事業では家庭へ訪問するのでお母さんや

お父さんの顔を直接見ることができます。

子ども達の様子を聞いたり、子ども達の成長を目にすることも

あります。

「いつも助かります」

「今年から中学です」

「働き出しました」

そんなちょっとした会話は元気に過ごす子ども達の様子を

伺いしれる時間となります。

今回は同時開催をしていた<フリースペース>に参加していた

高校生を<にじプレカー>に同乗していきました。

目的地についたら、携帯をかけ、食材を準備し、手渡しして、

次の目的地をナビに登録する。

その一連の作業をこなしてくれました。

人のために自分の時間を使うこと

人からかけられる言葉

そこから学べることはたくさんあります。

<にじプレ>は子ども達の力を生かしていきたいと

思っています。

子ども達は大人達から与えられるだけの存在ではなく、

大人達にたくさんのことを与えてくれる存在なのだ

と、子ども達に知って欲しい。

「ありがとう」

たくさんかけてもらったその言葉をお手伝いしてくれた子は

どんな想いで受けていたのでしょうね。

安田

<動画配信>

1日目の配達を担当した

広報:太田

学生ボランティア:田中

がおすそ分けのことを語っています。