「明日、学力テスト〜」
中学生が突然、言いました。
「そんなの聞いてないよ!」
学習支援のまっきーが言いました笑
この日は受験生が多く参加していて
少しだけ呑気な様子に、少しだけ喝が
入りました。
「学校の教科書で学ぶ勉強が全てだと思わない。
でも、今すべきことは何かを考えなきゃ」
その言葉にはここに参加する子への想いが
たくさん詰まっています。
ある子がまっきーと学生ボランティアのたかと
進路相談に入っている間に、別部屋で子どもたちと
話をしていました。
「なんで勉強するのかわからない」
「目標がないのに何をすればいいのか」
「親の決められた成績をとらなければならない」
子どもたちは学力テストの前に色々なことを
悩んでいました。
「勉強しない選択もできるよ」
少しだけ私は無責任なことを言いました。
そして、
「ただ、その選択をして、あとあと後悔をしても
決して他人のせいにしちゃいけないけどね」
何かにたち向う時、その子の気力をあげてあげなければ
始まらないと思っています。
にじプレはその力を引き出せる場所でありたいと
思っています。
帰り際に新しい学生ボランティアのかれんちゃんが
言いました。
「自分が中学生の時にこんな場所があれば良かった」
安田