にじプレは皆さんの目にはどう映っていますか。
楽しそう
賑やか
子ども達の笑い声
子ども達の笑顔
でしょうか。
昨夜は土曜ですが21時から理事が集まり、オンライン会議を行いました。
にじ色こども食堂を開設してから、8年が過ぎました。
間口を広げ、誰でも来ることのできる場所「こども食堂」から始まったにじプレには様々な問題を抱えた子どもから若者までが集まってきます。
他団体からも問題を抱えた子や若者の伴走支援をお願いされることも多くなってきました。
その都度、居場所事業の合間に当事者の子と連絡を取り合い、面談をしたり、支援方法の情報を行政や支援団体に電話や訪問しながら集めていきます。
子どもの数だけ背景があります。
抱えている問題も1本の糸から何本も複雑に絡まった糸のようなものまで・・・
到底、解決法を簡単に見出せるものではありません。
にじプレの理事は行政、児童福祉、看護福祉に精通した人です。
場合に応じて、それぞれの立場から支援方法を考えて意見しあいます。
にじプレという非営利活動団体ができることは何か、を考えることが多くなりました。
親ができることは?
家族ができることは?
親族ができることは?
近所の人ができることは?
友達ができることは?
支援団体ができることは?
行政ができることは?
にじプレができることは?
一人の若者が今の状況から抜け出そうと勇気を出して動いても、その勇気を潰してしまう人たちがいます。
一人の人として困りごとを聴いた時に私たちに何ができるのでしょうか。
自分の今いる立場を生かすのも、殺すのも、自分次第です。それは助けを必要とする人も同じです。
今、あなたの役割はなんですか。
そう問いたいことが多くあります。
そう問い続けながら、私たちは動いています。決して運営資金も、人員も、知識も潤っているわけではありません。
決して自分たちだけが抱え込もうと思ってもいません。
「一人の子どもを育てるのには一つの村が必要」
というアフリカの格言にあるように一人の子のためにたくさんの人が関わってほしいと思っています。
目の前で悲しそうな表情をしているその子の一言一言、緊張した顔からこぼれた笑顔を見て、これまでどんな想いで生きてきたのか。
大人は想像しなければならないと思うのです。
にじプレは公にださない活動もしています。
時々、知ってほしいと思います。
そして、自分のできるカタチで関わってほしいと思います。
やすだ