札幌市の受託事業(現在は受託終了)から始まったYouth+さんの夜回りに同行させていただきました。
夜回りを継続しているアカシア若者活動センターの大口館長とスタッフさんは大通公園で集っている若者(中高生)たちの中にすっと溶け込んでいきました。
地下歩行空間、大通公園、狸小路、すすきのなどを回り、複数の中高生グループの若者に声をかけていました。
「出逢うこと」
「話を聞くこと」
「信頼を築くこと」
徹底した姿勢がありました。
そして、来月から札幌市の有志のこども食堂開設者たちで始動する夜回り。
大口館長が若者と私を繋いでくれます。
「来月から回る人だからよろしくね」
若者(中高生)の視線が集まります。
私「こども食堂って知ってる?」
若者「知ってる〜。ご飯食べるんでしょ」
私「そうそう。よろしくね」
たった2時間。
その2時間で片言で話した若者たち。
「こども食堂だからできる夜回りとは?」「札幌市の各区で居場所事業を展開する人たちだからできる夜回りとは?」を考えました。
「お腹空いてる」
といった子が数人いました。
そうだ!こども食堂は移動したっていいよね。おにぎりを持って歩こう♩
食べるを通して繋がることを知っている大人たちができること。
支援をすることが目的ではなく、出逢うこと、繋がることを目的にして、「歩くこども(若者)食堂がやってきた」って面白いかもしれないですね。
そこから何かが見えてくる。
その何かを知りたいと思うのです。
知った時にまた何が必要かを考えていきたいと思っています。
夜の街で皆さんとお会いするかもしれませんね。
大口館長、スタッフさん、ありがとうございました。来月もよろしくお願いします。
(昨日23日の勉強会についてはまた今度)
やすだ