時差報告です。
9月23日(月祝)にこども食堂開設者による
夜回りのための勉強会を開催しました。
講師は札幌市アカシア若者活動センターの
大口館長に務めていただきました。
参加者のほとんどがこども食堂などの
居場所を構えている方々でした。
子どもや若者たちがその居場所に訪問してくる待ちの姿勢です。
勉強会の中に出てきた「デタッチドユースワーク」とは若者の集まっている場所・若者の文化の中にユースワーカーが入っていき関係を築くという手法です。
その手法にはコミュニケーションスキルを上げていく必要があります。
若者の中には大人への不信感を持つ子も多くいます。
若者との関係性を築くためには理解しようとする姿勢が必要です。自分の価値観を押し付けないことが重要になります。
若者との信頼関係を築くことに焦点を当て
話を聴くこと
距離感を保つこと
話し方
立ち位置
などのお話もしていただきました。
参加者同士のワークでは傾聴をすること、
話を聞いてもらえることの心地よさを
実際に体験しました。
私、安田は大口さんの夜回りに2度ほど同行させていただきました。
若者の輪の中にすっと入っていける大口さん。
簡単なようで、話しかけるときの立ち位置や話し込むときの体勢や言葉遣いなどが緻密に考えられています。
自分が当たり前に出来ていると思っていることは実は出来てないことも多いと知ります。
とても学び多き勉強会でした。
<こども食堂開設者やこども食堂開設予定者有志による夜回り参加希望の皆さんへ>
にじプレが行う夜回りに参加条件として、
勉強会を受講していただきます。
それは、悪気のない声かけだとしても、
私たちの一言で若者の信頼を失うことがあります。
私たち以外の夜回りを行なっている団体への影響も考え、コミュニケーションスキルを上げるために傾聴講座の受講が第1段階として必須になります。
ただ、繊細な若者たちとの交流になるため、勉強会に参加しても確実に夜回りに参加できるとは限りませんのでご了承ください。
次の勉強会は11月か12月にNPO法人麻生キッチンりあん西本代表による傾聴講座になります。
詳細は決まり次第、お知らせさせていただきます。
やすだ
この事業はドコモ市民活動助成を受けて行われています。
#夜回り#若者#ユースワーク#ユースワーカー#若者の居場所#子ども食堂#こども食堂#にじプレ#傾聴#札幌市豊平区#npo