7月27日（土）に認定NPO法人D×P 理事長今井紀明さんをお迎えして講演会を開催しました。
札幌市内外から、子ども支援関係者、マスコミ関係者、市民活動をされている方などたくさんの方が参加されました。
大阪ミナミのグリコ看板下に集まる子どもたちの現状からNPO法人の財務面を含めた経営に関するお話まで幅広くしていただきました。
質疑応答で「この20年で若者は内向きになっているともされますが、どう感じますか」の質問に、自分自身に向けてしまうオーバードーズ（薬の過剰摂取）や自傷行為などのお話がありました。
数十年前の外に向ける暴力ではなく、自分自身に与える傷で心を落ち着けようとする現代の子どもたちの増加。
自分では変えることのできない家庭環境で育ち、困難な状況で生きる子どもたちへの食品支援・生活費支援・進路相談・居場所事業などで、子どもたちの可能性を引き出す活動。
そして、特定非営利活動法人（NPO法人）だからこそ踏み込んでいける社会課題に対する動きの重要性とその法人を運営していくための資金繰り、資金調達など財務面の話。
綺麗事だけではなく、シビアなお話に参加者の皆さんも多くの学びを得られたようです。
今回は（株）北海道アルバイト情報社さんから会場を貸していただき、社員の方に設営等もお手伝いいただきました。
ありがとうございました。
北海道に刺激を与えてくださった今井さん、ありがとうございました。
安田
認定NPO法人D×P ホームページより引用
「Dream」 夢× 「Possibility 」可能性
ひとりひとりが「夢」を描く状態にあること、本人の持つ「可能性」を発揮できる環境があること。この２つをかけ合わせることが若者が希望を持てる社会の現実に重要な要素だと考えています。
この事業はドコモ市民活動助成事業にて行われております。
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