

「支援者」と「支援してもらう者」
「寄付者」と「寄付してもらう者」
ここから何を感じますか。
私はとても強い違和感を感じます。
にじプレでは「にじプレ」というコミュニティーに関わる人全てでこの場所をつくっていくという理想を持っています。
「今動ける人が今できることをしていく」
それを見て、感じる人が今は余裕がなくても動ける時が来たら自分のいる場所で動き出して欲しい。動き出せなくても他者への思いやりを持って欲しいと思っています。
にじプレに関わっているスタッフやボランティアは仕事や家事をこなしながら子育て中の方も多くいます。中には持病を持つ方もいます。
そんな忙しい中でにじプレに関わってくれています。
なので、いかにスタッフたちが効率的に時間を使えるようにするか、無駄な労力を使わないようにするかを考えています。
そして、そうすることがにじプレを利用する方にとっても利用しやすく、スムーズであります。
そのためには利用者の方々の声や意見を聞かせていただくこともあります。
先日、今後の参考のためのアンケートを口頭でとっている中、あるお一人だけ「なぜそんなことを聞くのか」「この活動を10年もやっていて自分たちでわからないのか」などの言葉をいただきました。
スタッフ4人もはじめは理解してもらおうと説明をしましたが途中で諦めました。
にじプレでは自分も共に創り上げていこうと考えない方の関わりは一切お断りさせていただきます。
私たちにじプレはちょうど中間にいます。
「寄付者」にとっては「寄付をしてもらう者」
「支援してもらう者」にとっては「支援者」の立場です。
だからこそその立場をなくして、共に創り上げる人たちとしたいのです。
今の社会で経済的にも精神的にも余力がない方は多くいます。私たちスタッフの心を削ってまでも特定の方と関わるつもりはありません。
その後ろにいるまだ関わりのない方との出会いを大切にして、にじプレを創り上げていきたいと思っています。
ご理解よろしくお願いいたします。